vol.3私はなぜサロンの経営をはじめたのか?③学び進む編
こんにちは。ハワイアンロミロミサロン&スクール ホアピリ 加藤友紀です。
前回までは、東京へ出てきて、自分の思い通りにロミロミができる場所を探し当て、走り出したところまでお伝えしました。
そのお店は、いろいろな手技をするセラピストが集まって、自分でお客様を連れてきて施術したり、オーナーセラピストが紹介してくださったお客様を施術して、自分のお客様にしていくというスタイルのお店です。
今回は、その安住の地を捨ててまで、なぜ自宅サロンを始めたのかお伝えします。
きっかけは、他のセラピストが自分のお客様をサロンにどんどん連れてくるのに対し、自分はオーナーセラピストが紹介してくださるお客様を、自分のお客様にしていくということしかできないことへの、苦しさでした。
「このままでは、発展性がない」と、当時の私は感じたのです。
お商売は何でもそうですが、
困っていることやを解決することでお金を頂ける
ということが基本ですよね。
そして、その前に、その困っている人を見つけるという作業があります。
いわゆる《集客》とよばれるものです。
これが、当時の私はできなかった。知識がなかった。
「なら、勉強しよう!!」
と、思い立ち、以前、チラシの添削セミナーでお世話になった、中小企業診断士の先生にすぐに連絡をとり、コンサルティングをお願いしました。
私は、行動だけは早いのです。思い立ったらすぐにしないと、いや!
サロンで働いて貯めていたお金を、その勉強にあてました。
勉強への投資が一番費用対効果が高いですもんね。
知識や経験は、盗まれないし、消えてなくならない!
そんな経緯で、私の経営のお勉強が始まりました。
経営は感や勢いではできません。
どんなに小さなお店でも。むしろ、小さなお店こそ知識が必要です。
それは、勉強してみて心の底から感じました。
●自分が助けられるお客様は誰なのか?
●そのお客様が本当に困ってることは何なのか?
●どのようなメニューなら、その方のニーズにこたえられるのか?
●どのように発信すればそのお客様が自分のお商売を知ってくれるのか?
とことん考えました。
経営って聞くと、ただのお金儲けの勉強でしょ?とか難しそう!!
と思われるかもしれません。
自分本位な勉強だと思われるかもしれません。
しかし、実はまったく逆です。
相手の立場に立ってとことん考えつくして、相手のためになることを、「どうぞ!」って提供する…
その対価としていただいたお金を使って、自分の生活を維持し、また新たなお客様を癒す。
これって、まさしくロミロミの哲学に通じている!!!
と感動したことを覚えています。
自分も相手も大切にすること。
もう、日々、頭から煙がでそうなほど考え、動き、自分の持っている知力を総動員して、前進しました!
そんな中で、天国のようなサロンを退店し、自宅サロンをオープンしました。
始めこそ、月収はサロンに入っていた時の半分以下になりましたが、自分のサロンを選んできてくださるお客様が一人、またひとりと増えるたび、今まで生きてきた中で、最上位に来るくらいの喜びを感じる日々でした。
今でもその思いは全く変わりません。
自分のお店にお客様が来てくれて、ロミロミができるってなんて幸せなんだろう!!!
と今も毎回思います。
そんな私もお商売を始めて、6年がたち、延べ1500人以上のお客様と出会いました。
大手のお客様を紹介するサイトは一切使わず、ここまできました。
あきらめずにコツコツと、少しずつでも前進することで、見えてくる世界があります。
正しい知識を、知っている人から教えてもらうことに時間とお金を使った、当時の自分に心から感謝!!
次回は、今のこの状況を考えて、
サロンの経営は今後どうなっていくのか?
サロンは今後どのようなあり方を目指せばいいのか?
私の考えをまとめてみたいと思います。
結論から言うと、信頼関係で結ばれたお商売は決してなくならいと思っています。
また、詳しく書きますね!
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