vol.2 私はなぜサロンの経営をはじめたのか?②東京での葛藤編
こんにちは。ハワイアンロミロミサロン&スクール ホアピリ 加藤ゆきです。
前回までは、サロンを始めた岡山での様子をお伝えしました。いよいよ東京編です。
「ゆきちゃん、”東京は生き馬の目を抜くような場所”ってじいちゃんが言いよったよ。本当に気をつけえよ。あんたなら大丈夫だと思うけど…」
そんな母の言葉を背に上京物語は始まりました。
怖いよ…この言葉。
【他人を出し抜いて利益を得るさま。油断も隙もないこと】
こわーー!
東京在住6年目。一部この情報は正しいといえる場面に遭遇したこともありました。
「加藤さんとビジネスしたいんです!」
「ゆきちゃんのためになると思って!」
上京してすぐの頃、かなり頻繁にきいた言葉です。友だちだと思っていた人に言われて、結構がっかりした覚えがあります。「そのために仲良くなったのか~」と。
そんなつもりはなく、本当にセリフ通りの思いだったのかもしれません。
けど、自分の利益!!がかなり先行すると、それって敏感に人は気づくよね。
危うく生き馬の目を抜かれるところだったぜ。
けど、出会った99%の東京の人は、そんな人たちじゃなかったよ。
じいちゃん!お母さん!
東京の人って冷たいと、未だに言われることが多いですよね。
あれ、住んでみて気づきました。
冷たいんじゃなくて、相手に配慮しているのだと感じます。
東京って、たくさんの生き方をしている人が集まっています。たくさんの事情を抱えている人も。
そして、そのどんな生き方も包括してくれる、自由な場所だということも感じています。
そして、助けて!と声をかければ、優しく助けてくれます。
優しくて頑張りやの人たちの集まった土地だと思うよ。
そんな、東京に住み始めて、人脈もコネもお金もなかった私が初めに探したのが、
自分のロミロミの手技ができるサロンを探すこと
でした。
上京直後は岡山のように人脈も、そして経営の知識もないのですから、お家サロンという選択肢はなく、お店に入るしかないと考え、ネットで探しまくりました。
今考えると、そんなお店よく見つけたな…と、びっくりするんですけど、その時は、何度も何度も、そのお店が検索にあがってきていたのです。
面接に行くと、オーナーセラピストから「今ちょうどロミロミのセラピストの方が辞めるところだったので、こちらも本当に助かります!」と、意気投合。
このお店は、整体師・スポーツトレーナー・タイ古式マッサージ・小顔リンパマッサージ・など様々なジャンルの施術者が一緒のお店の中にいて、オーナーセラピストが集客したり、自分で連れてきたお客様を施術したり、という形態のお店でした。
このお店での出会いがなければ、今の私はいないです。本当に心底感謝しています。
一緒に、オープニングキャンペーンやメニューについて、一生懸命考えました。
なんか、振り返ると、全部奇跡みたいです。
「絶対にロミロミやりたい!!またお客様の体をロミロミで癒したい!!」という強い意思が連れてきてくれたご縁かな。サロン移転物語でも同じようなことありましたね笑
念で引き寄せる!
こうして始まった東京でのサロン活動。
まだこの時点では経営しているという状態ではないですね。
オーナーセラピストの方の集客に頼っているわけですから。
次回、この天国のようなサロンからどうして自立しようと思ったのか?をお伝えします。
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